miyasuku EyeConSWは発話による意思の伝達や筆談等で意思の伝達が困難な方が、スイッチや視線による操作で意思を伝えるための重度障害者用意思伝達装置です。
スイッチや視線による文章入力・読み上げ、メール、環境制御等の豊富な機能を実装しております。
「miyasuku EyeConSW」は、「文字等走査方式」を基本とした重度障害者用意思伝達装置です。スイッチを使った文字入力はもちろん、メール、環境制御等をこれ 1 台で行うことができる専用機器です。本体の電源を投入すると意思伝達機能が自動的に起動し、終了時に自動でシャットダウンされます。
また、ユーザーのスキルに合わせたキーボード・パネルを多数用意しておりますので、自分に最適な方法でご利用頂けます。
入力の基本は「スイッチ」で行う文字等走査方式ですが、「視線検出式入力装置」を接続することで、視線を使った操作も可能になります。
「スイッチと視線を組み合わせて使う」、「視線だけで使う」等、視線を使うことで更に簡単に素早く文字入力ができますので、本来のコミュニケーションにより近い意思伝達が可能になります。
このような「3種類」の使い方を簡単に使い分けながら利用することができるのです。
スイッチだけで使う
①文字盤上で、枠(色変更可)が一列ずつ順に自動移動します。(この画像では、「ま」の列を通っているところ)
②入力したい文字の列にきたタイミングでスイッチを押します。
③列を選択すると、枠が縦に一文字ずつ移動しますので、入力したい文字まで待ってスイッチを押します。
このように、基本操作は「待って押す、待って押す」 の繰り返しです。
スイッチと視線を組み合わせて使う
入力したい文字上に視線がきた時に、スイッチを押して決定します。(この画像では、ユーザーが「て」を見ています)
①自分が見ている文字に枠(色は変更可)が付きます。
②入力したい文字に枠(色は変更可)が付いている時にスイッチを押します。
この操作だけで文字が入力できますので、慣れれば一番速くて楽な入力方法です。
視線だけで使う
視線を動かして、一定時間「注視」することで文字を決定します。(この画像では、ユーザーが「ん」を見ています)
①入力したい文字を見ます。
②そのまま入力したい文字を注視します。感度・注視時間等、細かい設定ができますので、
ご自分に合った値に設定しておくと、更に使い易くなります。
定型文機能
予め、よく使う語句やお願い事を登録しておけば、より速く伝えることができます。
予測変換機能
スマホ等の日本語入力機能と同じです。一文字入力すると、よく使う候補が自動的に表示され、選択できます。
①「小さいサイズ&透過無し」のキーボードをスクロールしながら文字入力をしています。
文字の拡大機能も実装しています。
②「拡大サイズ&透過あり」のキーボードをスクロールしながら文字入力をしています。
③キーボード標準サイズと拡大サイズでのスクロール操作の紹介です。
因みに、デモ装置は最新の「miyasuku EyeConSW-TB」です。
キーボードは、miyasuku Keyboardで作成しています(フル実装)。
・コントロールパネルの機能
・定型分
・Line
・Facebook
・赤外線リモコン
④デスクトップをスクロール!
現バージョン実装済み拡大機能の「『ルーペ』モード」で、ルーペサイズを≪最大≫にすれば、デスクトップのスクロールができます!
450,000円(非課税)
※補装具費支給制度が利用可能です。(制度利用には条件があります)
・本体一式(ノートPC含む)
・専用スイッチボックス
・学習リモコン(miyasuku EyeConSW-TBには含まれません)
・プリンタ(miyasuku EyeConSW-TBには含まれません)
※学習リモコン・プリンタは、付属品から外すことも可能です。
・Microsoft Windows 10
・15.6インチ液晶
・Core i3
・メモリ 4GB
・SSD 128GB
・USB3.0
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