にじむすび

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にじむすび通信 第76号

美点発見

株式会社にじむすびでは、「美点発見」を社員教育に取り入れています。美点発見は、相手の素晴らしいところを発見し伝える、というシンプルなことです。シンプルがゆえにとても難しいものです。私たちのように疾病や障がいを抱える方々を支援する仕事をしていると、どこの部分が悪いのか、どこの部分が動かしにくいのか、などマイナス面に目がいきがちです。しかし、それはその方の一部の情報であり、もっともっと素晴らしいところはたくさんあるのです。

さらに、この美点発見というのは、発見されて嬉しいということ以外に、発見した側も喜びを得ることができ、そして自分自身の成長を感じることができるということがポイントです。

実はこの教育方法は航空会社の中でもおもてなしが好評である、ANAでも全世界の職員教育に採用されています。やり方はとてもシンプルです。ただただ、相手の素晴らしいところを100個見つけれるようになるだけです。出てこないようになってからがポイントになります。思いもかけない言葉が自分の中から出てくることを体感できます。

ぜひ、ご家庭でもやってみてください。そして、幸せいっぱいになっていただきたいです。

株式会社にじむすび 渡辺暁典

 

にじむすびで はたらくスタッフを 紹介します

はじめまして。岐阜県大垣市出身の尾関です。ニックネームは、『うー』でございます。

岐阜県のことを鵜飼くらいしか知らない先輩に、鵜飼の『う』と名付けられ、いつの間にか『うー』が定着。両親の携帯電話の登録名も『うーさんの携帯』になっており、利用者様のご家族からも“うーちゃん”“うーさん”と呼んでいただいております。

にじむすびには2021年10月から、東京の事業所に所属させていただいております。

私がケアをしている利用者様は、小学6年生の男の子ただ一人です。気切切開、胃ろう、右半身麻痺で、右手はほんの少ししか動かせませんが、左手だけで器用に靴下を履いたり、口も使って着替えたり、自足歩行して走ったりもします。

元々は男の子のご両親とご縁があり、男の子が2歳ちょっとで退院したころから接していましたので、懐いてくれていました。ご家族や看護師の資格を持った方のケアを間近で見ながらそのお手伝いをしていたので、何となくは理解していましたが、自分がこの職に就くとは思ってもいませんでした。

そんな中、コロナ禍直前にご家族から男の子のケアを仕事として依頼され、それから介護の資格を取得し、現在に至っております。
自身で子供を育てた経験もないため、この年頃の男の子に接するということは少なからず人格形成にも影響があると感じており、気を付けなければとも思います。

また、少しずつできることが増えていくのを間近で見られて嬉しい毎日で、この利用者様の男の子が「どぇれぇ可愛いてしゃーない」です。

 

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